檜洞にシロヤシオを訪ねる



丹沢檜洞にシロヤシオを見に行く

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2014年5月31日
今年も丹沢にツツジシーズンが到来。中でも有名な檜洞に行って見た。1週間前に塔ノ岳に登ったときシロヤシオが8分咲き状態 であったため、今週は檜洞ツツジ新道が見ごろではないかと思い訪ねてみた。とはいっても有名なツツジ新道はきっと混雑必至、座間在住の地の利を活かし、裏 丹沢の神ノ川ヒュッテよりヤタ尾根を登ることにした。
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ここから車両進入禁止、手前に車を止める
ここから林道を歩くこと5分、いよいよヤタ尾入り口だ。
入り口にはこんな説明書きがある。
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説明書きのとおり、このヤタ尾根は尾根道まで急勾配の直登だ。しかも見通しのない林のなかをひたすら登る。まさに苦行に等しい。
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単調な登りはまだまだ続く。残りの0.6キロがけっこうきつい。人も少ないし、ザックを重くして登れば最高の歩荷訓練コースだ。
途中からホトトギスの鳴き声に癒される。先週、塔ノ岳に登ったときは鳴いていなかった。いよいよ「山、ホトトギス」の季節だ。
ホトトギス.3gp
鳴き声の響きはいいのだが、コイツらウグイスの巣に托卵するそうで、ウグイスがかわいそう。これも自然の摂理か。

登ること3時間でようやく熊笹の峰に至る。
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ヤタ尾根を登った人は必ずここで休む。檜洞側から撮影。ベンチの奥右側がヤタ尾根からの道。直進すると犬越路。左側には西丹沢自然教室方面の渓流を見下ろせる。
ここから檜洞方面にツツジが咲いているのが見える。元気を取り戻し、さあ行くぞ。
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シロヤシオの清楚な白の表現は難しい。まだまだ未熟者です。
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反対にミツバツツジはごらんのとおり、着飾ったオバサンみたい。誰でも綺麗に撮れます。
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オバサンたちがいっぱい何重にも並んでいる
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シロヤシオの本名はゴヨウツツジ。ミツバにゴヨウ、単に葉の枚数を名づけただけで味気ない。三郎、五郎ごとき、芸のない名前ですね。漢字は白八汐と書く。詩的ですね。こういう名の小料理屋があれば入ってみたい。日本酒に合う。ちなみにミツバツツジにはソーダー割とか。
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鎖場に咲くシロヤシオ。見とれている場合ではありません。
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ここのポイントはカメラを持っている人は必ず立ち止まります。
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尾根からシロヤシオを見下ろす
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山頂への階段。階段が設けられ随分楽になったが、尾根道の崩落はつづく。
いやな予感がしたので山頂から下りて来た人に山頂の混み具合を聞いたらヒャクニンぐらいいるとのこと。
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いましたいました、ヒャクニンです。上野公園状態です。
ちょうどランチタイムでもあったので、この状態。多人数のグループが歓声を上げていたり。賑やかでした。
ランチもそこそこに来た道を戻りました。今年のツツジシーズンも来週まで。その後は静かな檜洞になることでしょう。
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神ノ川ヒュッテに戻りました。下りで一緒になった登山者は熊も見たし、マムシもいたとのこと。証拠にマムシの写真を見せてもらいました。丹沢はヒルなんかよりも熊とマムシに注意!
ついでにヒュッテ裏側に美味しい水場がある。
最近は膝痛対策として地下足袋で歩いている。かなり効果ありです。
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知り合いがインソールによって筋肉痛が劇的に改善したとのこと。只今インソールに興味深々。すれ違う人は私の地下足袋をみても違和感を持たないみたいで、 だれもびっくりしてくれません。つまり私は地下足袋の似合う男のようです。いっそのこと服装もニッカポッカと作業服、手ぬぐいでハチマキしてやろうかと投 げやりになっています。

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